基礎知識
1. 動画の再生 2. 動画のダウンロード 3. 動画の編集 4. 拡張子の変換
1. 動画ファイルを再生するためのプレイヤーとデコーダー
動画を再生するためにはプレイヤーをインストールすることが必要不可欠です。多くのプレイヤーはネット上で無料で提供されています。プレイヤーの種類にはいくつかありますが、ほとんどの海外サイトはWindows Media Player(メディアプレイヤー)を推奨しています。従ってここでもメディアプレイヤーを推奨したいと思います。すでに持っている方も多いと思いますが、メディアプレイヤーをお持ちでない方はここをクリックしてください。ダウンロードサイトへアクセスできます。
リストから自分のコンピューターとOS(Windows95/98/2000、などのオペレーションシステム)に合ったプレイヤーを選びのところをクリックしてください。コンピューターがダウンロードするファイルをどこに保存したいのか訊いてくるので、指定してあげてください。ダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、次にダウンロードしたプログラムをインストールをする必要があります。ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。自動的にインストールが始まります。
インストールが完了しコンピューターの再起動をしたら、あなたのコンピューターでメディアプレイヤーを起動し、動画ファイルがあればそれをを見ることができます。しかし、ある特定の動画ファイル見るとき、それだけでは十分でない場合があるのです。なぜでしょうか?そこで次にCodecについての説明を見てみましょう。
長い時間をかけてダウンロードした動画ファイルを開くと、音声しか聞こえなかったり、「必要なCodecがインストールされていません」と表示されて動画が見れない時があります。でもそこでがっかりしないでください。適切なCodecをコンピューターにインストールすれば、あなたのメディアプレイヤーはその動画ファイルを読みとり、再生することができます。ではCodecとは何でしょうか。それはプレイヤーがある特定の動画ファイルを読み取るためのデコーダー(解読器)のようなものなのです。
通常、動画ファイルは大変容量が大きく、インターネット上でダウンロードやアップロード、交換される場合、膨大な時間がかかってしまったり、多くのドライブスペースを占めてしまうことになります。そこで動画ファイルの配信元はファイルを圧縮し、できるだけサイズを小さくして取り扱っています。その圧縮されたファイルをメディアプレイヤーに読み取らせる機能がCodecというわけです。
動画ファイルを圧縮する方法はいくつもあり、その分だけ圧縮されたファイルを読み取る方法(Codecの種類)も増すことになります。従ってあるサイトから配信される特定の動画を見る場合、それに対応したCodecが必要になるというわけです。このサイトのリンク先で提供されている動画を見るために必要なCodecは、これからここで紹介していく三つだけで、一度インストールしてしまえば動画が見れないという問題は解消すると思います。
DivX codec v5.02
DivX codec v5.02 はDivX codecと呼ばれる種類のデコーダーの最新版です。これをコンピューターにインストールすることでメディアプレイヤーはDIVX方式で圧縮された動画ファイルを再生することができます。
DivX codec v3.11 alpha
DivX Movieを再生を可能にした最初のデコーダーです。Div3とDiv4方式で圧縮された動画を再生することができます。Div3とDiv4は少し前まで一般的だった圧縮方式なので、現在ではあまり必要ないかもしれません。
SMR codec
MP43形式で圧縮された動画を再生可能にするデコーダーです。
http://www.divxmovies.com/software/
上記のサイトではCodecのダウンロードができます。英語で書かれていますが、これら三つのCodec関しての情報は、上の説明と対応しているのであえて読む必要はありません。Download の部分をクリックするだけで、それぞれのCodecのダウンロードを開始できます。
ところで、ここで紹介したCodecはZipファイルと言う形式になっていて、インストールする前に解凍する必要があります。Zipファイルを解凍するツールを持っていない方は解凍ツールをダウンロードする必要があります。ここをクリックして解凍ツールがダウンロードできるページにアクセスして下さい。
Codecの種類には他にもいろいろあるのですが、とりあえず上で紹介した三つをインストールしておけば、それ以外ほとんど必要になることはないと思います。また、あればこのページに随時付け加えていきます。メディアプレイヤーには便利な機能があり、動画を再生する祭、コンピューターに必要なCodecを自動的にダウンロードしてくれる場合もあるのですが、残念ながらあまり当てになりません。
2. 動画ファイルをダウンロードするためのプログラム
ダウンロードの手順をより円滑で容易にするプログラムのことをダウンローダー又はダウンロードマネージャーといいます。ダウンローダーがなくても「右クリック、対象をファイルに保存」でファイルをダウンロードすることはできますが、ダウンローダーを使うことで途中で中断したダウンロードを再開したり、ダウンロードしたい複数のファイルを順に自動ダウンロードしたり、ダウンロードするファイルの種類を事前にチェックしたりすることができます。
ダウンローダーにはいろいろなものがありますが、やはりIiraやDAP(Download Accelelator Plus)がポピュラーなものだけあって使いやすいでしょう。これらはフリーウェアと呼ばれ、ネット上で無料で手に入れることができるプログラムです。このページではDAPを紹介したいと思います。
DAPは英語が使えるユーザー向けですが、扱い方はそれほど難しくありません。DAPをコンピューターにインストールした後、ダウンロード対象を右クリックし、ドロップダウンメニューの中に新しく加わっているDownload with DAPという選択肢をクリックするだけでDAPが起動し、新しく開いたメッセージボックスのStart Downloadボタンをクリックするとファイルのダウンロードが始まります。一度ダウンロードされたファイルの記録が残るので、同じものを二度ダウンロードしてしまうことも防げます。
3. 動画ファイルを編集するためのプログラム
多くの海外動画サイトのフリームービーは一つ約1〜2分間の長さですが、習慣的にサイトに立ち寄り、定期的に更新されている続編をダウンロードしていけば、何日後かには20個くらいのぶつ切りになった動画ファイルが溜まることでしょう。しかしそれらのファイルはまだぶつ切り状態のままで一本のムービーにはなってはいませんね。ぶつ切りのファイルを結合して一本のムービーにするためには、結合するためのプログラムが必要になってきます。
動画ファイルにはAVI, MPEG, WMVなどいろいろな種類があります。これらはそれぞれ違う形式で記録されているという意味で、その形式をフォーマットと呼びます。多くの海外動画サイトから配信される動画ファイルのフォーマットはAVI、MPEG(MPG)かのいずれかであることが多いはずです。
動画の結合プログラムについてはいろいろなものがフリーウエアとしてネット上で提供されてますが、ここではまずUniteMovieを紹介したいと思います。このプログラムは動画ファイルの結合、分割についてはAVI, MPG, MPEG, asf, WMV, MOV, ram, rmなど多くのファイルフォーマットに対応できます。これ一つあれば動画の結合に関しては何もいらないという人もいるかもしれません。
次にAviUtlを紹介します。これはもちろんAVIフォーマットの動画を結合することができますが、さらに編集したり、色調調整したり、圧縮したりもできるすぐれものです。使いやすく大変便利です。しかしこれはAVIファイルにしか対応していないため、使える対象が限られています。
下にダウンロードページのリンクを貼っておきます。
4. 拡張子の変換
あるサイトから動画ファイルをダウンロードしたつもりなのに、なぜかそれがテキストファイルだったりすることがあります。この理由の一つにファイル形式が偽装されている場合があります。ファイルの拡張子(ファイル名の後ろ3,4文字) が.txtなどとなっていてサイズが4MB位の場合、偽装されている可能性が高いといえます。このように偽装された動画ファイルを再生する場合、最初に拡張子をaviやmpgに変換し、メディアプレイヤーで読み取り可能にする必要があります。この作業を行なう時、やはり拡張子変換ツールを使うのが便利でしょう。「極窓」は拡張子の判別、変換、偽装などをするのに大変便利なツールです。下にダウンロードページへのリンクを貼っておきます。